今年元旦の能登半島地震、家族揃って食卓を囲み、お節料理を食べながら新しい年を迎えていた矢先、まさかの出来事でした。仕事がら輪島塗に関わる方々とのご縁も多く、他人事ではありませんでした。ちょうど、年末にお重箱をお願いし、2月初旬に納品して頂く予定でした。
絵付けを担当して下さっている島田玲奈さん、朝市通りに住んでらして、行方不明に。。。
1か月が経とうとしているころ、訃報が届きました。36歳という若い彼女がこれから沢山素敵な作品を作ってくださっただろうに。。。可愛い絵付けの福丸三段重、幻のお重箱となってしまいました。心から島田玲奈さんのご冥福をお祈りいたします。
私のできること、わずかでも、輪島塗の魅力をお伝えし、生き残った輪島の漆器を皆様の手に届け、輪島塗を身近なものとして、日々の食卓に彩りを添えていただくこと。そんな思いから、企画致しました。当日は2部構成で皆様にお楽しみ頂きました。
まずは、1部のセミナーの様子をご紹介致します。
輪島塗の概要・発展の理由・江戸時代から確立していた輪島六職
分業であるからこそ、120を超える工程をプロの職人さんたちが関り
堅牢で美しい輪島塗ができあがること
その秘密や魅力をわかりやすく、コンパクトにまとめてご紹介
熱心な皆様は、私のつたない話を聞き取り、吸収してくださり
輪島塗がなぜよいのか、納得してくださったようです
ご参加下さいました皆様
ご協力くださいました輪島吉田漆工工房様
ご協賛くださいました朝日酒造様・ナハトマン様・ヒガシマル醤油様
ありがとうございました
次回は第2部をご紹介しますのでお楽しみに!
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