ひがしきよみの作品をご紹介致します。
タイトルは「食道楽 香魚を楽しむ」今回は偶然が偶然を呼び、ご縁を繋ぐことになりました。少し長くなりますが、お付き合いくださいませ。
1か月ほど前、高知在住の知人が、SNSで「絶品鮎料理」という著名人が好む鮎料理を綴った本を紹介しており、気になり購入し、読み進めると、「村井弦斎」幕末の武家に生まれた料理小説家「食道楽」の秋の巻に鮎料理が載っていると。村井弦斎!確か亡き義母から譲り受けた本があったはず。と書棚にあった春夏秋冬の4冊のうち、秋の巻の鮎の頁を開いたら、なんと、亡き義父から義母への手紙がはさまっているではありませんか。亡き義父が名古屋に単身赴任した際、東京から車で名古屋に向かう母の為に道順を記したものでした。
これは、鮎をテーマにするしかない!と、思い立ち、食道楽を読み進めると、「酒匂川」の鮎が美味しいとあり、その川は静岡では「鮎沢川」と呼ばれていると知り、静岡生まれの私、この鮎を頂く想定に。「鮎のフエタス」をはじめ、鮎尽くしの献立として、朝日酒造様の「久保田 千寿 純米吟醸」を楽しむことに。
23年前に仕立てたお手製の流水柄のクロスを使用し、有田焼、福泉窯の食器を中心に、各務クリスタルや江戸切子のアンティークでまとめました。
明治36年発刊、122年前の本を介して、義父や義母が導いてくれたとしか思えない出来事でした。 私にとって、いつまでも心に残るものとなるでしょう。
最後までご覧頂きありがとうございました
会場内の様子は、インスタにてご覧頂ければ幸いです
@kiyomihigashi
ご来場くださいました皆様、あらためてお礼を申し上げます
ありがとうございました








 
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